ついに海外派兵

『ぱぱ』By桃姫

 昨日ついに小泉総理の口から自衛隊の海外派兵について正式に発表がありました。今のイラクの現状及び世界(米国)の中で日本が置かれている状況を考えると、海外派兵もやむなしといった所の様です。私は基本的には海外派兵は反対です。それは現地での様子をTVでみる限りでは、兵力よりも生活上のインフラの整備のほうが急務といえますし、武力を武力で解決という考え方はやはりおかしい。 小泉総理が会見中に言っていた『イラク国民が困っている』のは十分解る。米国の大儀なき戦争の為にイラク国民を恐怖に落としいれ、それに対し議論を重ねる事なく言われるがままにそれに追従している日本。『ただお金を払っているだけでは駄目だ』の発言についても元々は国民の税金である。お金だけでは飽き足らず、血を流せという事か。今後は国民が納得できるだけの更なるきちんとした説明が必要だと思う。
 戦後復興と言われているが、イラクは未だに戦地である。米軍の苦労している状況を見ればそれは明らか。派兵が決まったのであれば、自衛の為に、せめて許される範囲で最高の装備で送ってあげて欲しいと思う。正当防衛といっても残念ながら日本の自衛隊にはそれを瞬時で判断できるだけのノウハウは無いと思うし、憲法9条や日本国民に対し『あくまでも自衛』という事での装備の縮小等で自衛隊が不利となり犠牲者が出るのであればそれはあってはならないし、日本国民(親族の方々)も望んではいないと思う。
 今後はもっと具体的な内容が解ると思います。

 写真はこないだ唐津の海にいった時に桃姫が書いてくれました。題目は『ぱぱ』。海岸はとても綺麗で、この海は当然イラクにも続いています。日本はよく『平和ボケ』といわれますが、子供達の為にも世界の平和が続く事を切に願っています。